ディバーシファイドテクニック
2015/10/15
まさに日本人にイメージついたカイロプラクティックのテクニック。もっとも古いテクニックです。
ディバーシファイドテクニックとは?
カイロプラクティックで、もっとも普通に使われているテクニックで、現在のカイロプラクティックのイメージそのものといっても過言ではありません。
ディバーシファイドとは「多様な」という意味で、いろいろな要素を含んだテクニックです。カイロプラクティックの創始者であるD.D.パーマーがカイロプラクティックを創始した頃に既にあった徒手療法やオステオパシー等と共通する様々なテクニックを含んでいます。
ディバーシファイドテクニックの施術
検査は基本的には視診・触診・関節の可動等の検査をするだけで、計器による測定やレントゲン分析もなく、悪くなった部分を特定するといった、カイロプラクティックのテクニックのなかでは最も科学的な発達をしていないテクニックであるといえます。
「ねじる様な操作」や「瞬間的に押し込む操作」を使った矯正が多く、正しい教育を受けずに行なうと大変危険なテクニックでもあり、日本でのカイロプラクティックの事故のほとんどがこのテクニックの力まかせのアジャストが原因と思われます。
ただ、比較的簡単に修得出来るので現在カイロプラクターに最も普及し、日常的に多く用いられています。
カイロプラクティックを学校で習う場合には基本として、まずこのディバーシファイドテクニックを習う事が多いのですが、このテクニックを単体で使っているカイロプラクターは少ないといえます。
実際には、ほとんどのカイロプラクターが他のテクニックと併用しています。