SOT(仙骨後頭骨テクニック)
2015/10/15
ソフトカイロプラクティックとして認知されているボキボキしないカイロプラクティック。こんなカイロプラクティックもあるのです。
SOT(エスオーティー:仙骨後頭骨テクニック)とは?
SOTとは仙骨後頭骨テクニックというテクニックの略でデバーシファイドなどのボキボキするカイロとは対象的で、一般的にはソフトカイロプラクティック呼ばれています。
ソフトカイロプラクティックというだけに、施術は非常にソフトで、基本的には、SOT独特のクサビ形のブロックを使い、それらをベッドと患者の間に差し込むことで、患者自身の体重により身体を矯正します。
SOTはオステオパシーの創始者であるDr.スティールと頭蓋骨調整法のDr.サザーランドにテクニックを教わったDr.デジャネットが創始しました。そのため、考え方がカイロプラクティックというよりも、オステオパシーという手技に近く、後頭骨という後頭にある骨と、骨盤に注目した施術で、一般的には他のテクニックの様に全身へのアプローチはありません。
呼吸のメカニズムと脳脊髄液の流れを通じて体の調和が考えられ、骨盤にある仙骨と後頭骨が順調に動作しなければ、この脳脊髄液の循環がスムースに行われず、身体に様々な問題を引き起こします。仙骨と後頭骨を正常な位置に戻すことで、正常な身体に戻すテクニックなのです。
SOT(仙骨後頭骨テクニック)の施術
SOTでは人間の歪みのパターンを研究して、大きく三つの歪みに分類(カテゴリー)しました。その3つのカテゴリーを導き出すための検査方法が数多くあり、まず患者のカテゴリーを決定させます。
カテゴリーに応じて、独特のブロックを使って、患者の体重で矯正が行われます。その間に、筋肉の調整や首への調整を行います。