カイロプラクティックの実情
2015/10/15
アメリカ国家資格カイロプラクティックドクターの資格を持った方から1週間講義を受けた先生まで・・・
カイロプラクティック資格の実情
カイロプラクティックは、民間資格取得者である以上様々な方々が治療を行っています。
その中でもDC(Doctor of Chiropractic)と呼ばれる海外のカイロプラクティックの大学で勉強して資格を取得した人間が最も育成度は高いといえます。4年~6年間かけて大学で勉強して海外の資格を取っているだけに、医学の知識レベルは非常に優れています。ただ、ここで誤解してはならないのはあくまでも海外(特にアメリカなど)での国家資格であって、日本においては民間資格取得者でしかないということです。
また、日本の医師でも良い先生もいれば悪い先生いて、手術のレベルが高い先生もいれば全く出来ない先生がいるように、DCでもピンキリといえるでしょう。あくまでも知識と技術は別物であって、大学卒業レベル(国家資格レベル)ではあっても、ろくにカイロプラクティックの施術ができない方もおられます。
カイロプラクティックの現実
日本の中では、カイロプラクター養成を売りにした、わずか2週間から3ヶ月くらいの勉強で資格を与えるお金儲けに走っている団体も存在します。それだけにカイロプラクティック院を営んでいる方も、素人がわずか2週間ほどの勉強で開業しているところすら存在します。
もちろんカイロプラクティック自体、到底2週間で習得できるものではありません。基礎的な医学を学ぶのにも1年以上は要するでしょう。ですから、最低2年は学校にでも行って、開業されている方クラスでないと、正直不安ではあります。
最近では、他の国家資格者(医師、柔道整復師、マッサージ師、鍼灸師など)がカイロプラクティックを併用されている方も多いですが、基礎学力レベルがあるので、知識的には全く問題はないのですが、開業の合間の土日を利用してセミナーに通い、勉強をしてできるかどうかわからない状態で施術されている場合もあります。